SmartPOST v3.7.0 リリースノート
今回は以下の内容のアップデートを行なっております。
新機能
管理者はSmartPOST利用者IDにより受信者を設定することができるようになります。
管理者はSmartPOST利用者IDにより受信者を設定することができるようになります。
SmartPOST利用者IDとはSmartPOSTの利用者の識別子で、利用者が登録した自治体に対して払い出されます。
利用者詳細ページにて確認でき、利用者一覧をダウンロードいただくと列の一つとして含められています。
こちらを利用いただくことで氏名(生年月日)、住所を利用した突合よりも高速に受信者設定をしていただくことが可能になります。
自治体側で利用者に対して定義したID(カスタムID)をSmartPOSTに登録し、突合に利用することができます。
自治体側で定義したID(カスタムID)をSmartPOSTに登録されている利用者と紐づけ、以降の突合に利用することができます。
自治体側で保持している氏名、住所情報とマイナンバーカードの証明書に登録されている氏名、住所情報の不一致により、受信者設定に利用するCSVデータの用意が毎回大変という声があり、本機能が実装されました。
customid_
を接頭語とした列を含めたCSVファイルを受信者としてインポートすると、次の挙動を取ります。
- カスタムIDの文字列完全一致による突合を行います。
- 項1の処理で一致しなかった利用者、CSVファイルに記載された住民について、従来の突合(氏名、住所、生年月日による突合)を行います。
- 受信者として項1および、項2でマッチした利用者が受信者として登録されます。
- 項2で一致した利用者のCSVファイルの行にカスタムIDの情報を持っている場合は、SmartPOST側に登録することができ、次回以降そのカスタムID情報で突合できるようになります。
なお、カスタムIDについては、事前に利用者ページからインポートして、ご利用いただけます。
メッセージに利用できるツールを追加しました。
メッセージに利用できるツールとして下記を新たに追加しました。
- インデント(左揃え、中央ぞろえ、右揃え)
- 区切り線の挿入
- 段落の分割
xIDアプリ(v5.8.0以降のみ対応)でメッセージのリストにメッセージカテゴリーが表示されるようになりました。
メッセージカテゴ リーが設定されたプロジェクトを受信するとメッセージのリストに設定されたメッセージカテゴリーが表示されるようになりました。
この機能はxIDアプリ v5.8.0以降にてご利用いただけます。
改善・修正
- メッセージ設定画面のツールボックスの位置をメッセージ入力部分の外側に変更しました。
- プロジェクトや管理者等のページのURLのクエリパラメータとしてページ番号が追加され、詳細ページからブラウザの戻るボタン等で戻った際に、もともと開いていたページが表示されるようになりました。
- 送信済みプロジェクト一覧にてメニューがうまく表示できない場合がある不具合を修正しました。
- 送信済みプロジェクトの受信者一覧にて既読日時、生年月日での並び替え操作の不具合を修正しました。
- 送信前プロジェクト詳細画面にて、受信者にリセットされた利用者が含まれていたプロジェクトの受信者数が正しく表示されない不具合を修正しました。
- ポリシー設定にて「テンプレート公開、非公開」の初期表示がされない不具合を修正しました。
- 「テンプレート公開、非公開」の承認者の権限を「あり」に変更しました。
- SmartPOSTのメッセージプレビュー画面とxIDアプリにおけるメッセージ表示の段落の大きさの差分を修正しました。リリース後に新規に設定されたメッセージから反映されます。
- 日時に関するフィルターの開始日、または、終了日のみを設定し、再度変更しようとした際に表示が崩れる不具合を修正しました。
- 利用者詳細ページのメッセージプレビューにて変数の値が正しく表示されない不具合を修正しました。
- SmartPOSTから送信されるメールのFAQのリンクや問い合わせに関する文言を変更しました。
その他
- テンプレート公開ページから公開した管理者名の表示を非表示にしました。