メインコンテンツまでスキップ

CSV前処理の実行と登録

サイドバーのCSV前処理をクリックすると、CSV前処理のホーム画面に遷移します。
新規にCSV前処理を開始するには、ホーム画面の中央下部にある新規にCSV前処理を開始をクリックするか、一覧ページ右上の同様のボタンをクリックします。

1. ファイルのインポート

CSV前処理を行うファイルをインポートします。
XLSX、または、CSV形式のファイルをサポートしています。
インポートに成功すると画面右側のインポートしたファイルのデータサンプル(最大8件)が表示されます。

オプション「最初の行を項目行として使用する」とCSV前処理におけるキー

オプション「最初の行を項目行として使用する」はデフォルトで有効となっています。
このオプションを利用するには次の条件を満たす必要があります。

  • 対象の全ての列の最初の行に値が入力されていること
  • 最初の行の値は一意である(重複していない)こと

このオプションが有効な場合、CSV前処理はキーとして項目行の値を利用します。
このオプションが無効な場合、CSV前処理はキーとして列の順番を利用します。

備考

キーとは、どの列に対し指定された処理を行うかを判別するために利用されます。

2. 名前の設定

名前(SmartPOSTにおける姓・名) に関する前処理の設定を行います。
名前の設定については最初に元データの形式に合わせて姓、名(2列選択)または氏名(1列選択)を選択します。

姓、名(2列選択)を選択した場合

  1. 姓に該当する列をインポートしたファイルのデータサンプルの表から選択します。
  2. 名に該当する列をインポートしたファイルのデータサンプルの表から選択します。

氏名(1列選択)を選択した場合

  1. 氏名に該当する列をインポートしたファイルのデータサンプルの表から選択します。
  2. 姓と名の間に位置する区切り文字(記号)を設定します。半角スペース、全角スペース、または、任意の区切り文字(1文字)を指定することができます。
備考

CSV前処理では、氏名に選択した列の値を指定した区切り文字で分割し、姓、名の2列に分割して出力します。

3. 住所の設定

都道府県、市区町村、それ以降の住所を順に選択します。   都道府県や市区町村がない場合は、ある部分から選択します。

備考

都道府県、市区町村がない場合、アカウントに設定されている都道府県名にて補完されます。
住所として選択された文字列を選択された順で結合し、都道府県、市区町村が含まれているかどうかを判別します。
判別に利用される都道府県、市区町村のデータセットとしてはデジタル庁が提供している日本市区町村マスターデータセットの2025年3月時点のデータとなります。

4. 生年月日の設定(オプション)

SmartPOSTの受信者設定においては生年月日の設定は突合精度を高めるためにも強く推奨されますが、本設定はオプションとなります。
生年月日に該当する列をインポートしたファイルのデータサンプルの表から選択します。
生年月日については次の日付フォーマットである必要があります。

  • YYYYMMDD
  • YYYY年MM月DD日
  • 【和暦】YY年MM月DD日
  • 【和暦1文字】YY.MM.DD
  • 【和暦英1文字】YY.MM.DD
  • YYYY-MM-DD
備考

和暦は「明治」「大正」「昭和」「平成」「令和」が利用できます。
和暦1文字は「明」「大」「昭」「平」「令」が利用できます。
和暦英1文字は「M」「T」「S」「H」「R」が利用できます。
数字については半角、全角を許容します。

5. ID、変数の設定(オプション)

カスタムIDとして利用したり、カスタム変数として利用する列をインポートしたファイルのデータサンプルの表から選択します。
「ID、変数の一覧」が表示されるので、必要に応じてID、変数の名前を編集します。
カスタムIDとして取り扱うにはcustmid_から始まる変数名を設定する必要があります。

備考

項1~5の設定にて選択されなかった列はエクスポートされるCSVファイルには含まれません。

6. CSV前処理の実行と登録

画面右下のCSV前処理の実行をクリックするとCSV前処理が始まります。
「CSV前処理が完了しました」と表示されている画面において、CSVエクスポートをクリックすると前処理が実行されたファイルをエクスポートできます。
CSV前処理設定の登録をクリックするとタイトル、および、説明(オプション)を設定するためのポップアップウィンドウが表示されますので、入力し、登録をクリックすることでCSV前処理設定を登録できます。
登録されたCSV前処理設定を利用して同様のCSV前処理を実行することができます。また、プロジェクトの受信者設定においてもCSV前処理を実行することが可能です。