複数メッセージオプション
受信者読み込み時に一人の利用者に対して複数のメッセージを送信する
を有効にすると、同一の利用者がCSVファイルに複数行存在する場合、その行数分のメッセージが当該利用者に送信されます。例えば、各受信者に対して、子供人数分のメッセージを配信したい場合等に有用です。
以下のようなCSVファイルが読み込まれた場合、公的 花子
さんにはメッセージが3件配信され、黒須 太郎
さんにはメッセージが2件配信されます。
複数行の受信者の同一性の判定条件は次の三つのうち、いずれか一つを用いて判定されます。上位にある判定条件を優先して利用します。
- SmartPOST利用者ID
- カスタムID
- 氏名と住所 (CSVに含まれている場合は生年月日も含む)
当オプションが無効になっており、インポートされたCSVに同一の利用者が複数行存在する場合は、従来通り突合処理の対象から除外され、受信者として設定されません。
複数メッセージオプションが有効になっている場合、追加される処理によって従来の突合より時間が長くなる可能性があります。
受信者の追加
プロジェクトに受信者を追加する時、複数メッセージメッセージオプションは以下のように制御できます。
- 複数メッセージオプションが無効になっているプロジェクトに受信者を追加する時、同オプションを有効にできる
複数メッセージオプションが有効になっているプロジェクトに受信者を追加するとき、既に設定されている受信者の情報は上書きされない。新しく読み込まれる受信者情報がそのまま受信者として追加される
- 複数メッセージオプションが有効になっているプロジェクトに受信者を追加する時、同オプションは無効にできない
受信者が既に設定されているプロジェクトの複数メッセージオプションを無効にしたい場合は、受信者を再設定する
受信者の抜き取り
通常のプロジェクトと同様、3通りの方法で受信者の抜き取りが可能です(手動で削除、抜き取りリストで削除、電子証明書の失効確認)。
なお、抜き取りリストで削除
を実施した場合、リストの情報と一致した受信者は全て抜き取られます。記事冒頭の例で説明すると、仮に抜き取りリストに公的 花子
さんが含まれていた場合、受信者として3件設定されている公的 花 子
さんに関するレコードは全て抜き取り対象となります。